木を現しで使うこと、それが住みややすさと日本の家の鍵となります。
住まいは、永年慣れ親しんだ自然素材を多用するのが一番。木は構造材・仕上げ材として優れてます。
木は、乾燥状態ほど強度が増します。木は、湿潤状態では腐朽菌や白アリを呼びます。木は、動く空気によって乾燥を保ちます。耐久性を見える状態で確認できます。
120~150㎡の住宅で25~30m3の木を使います。
①木は吸放湿性に優れる・・・屋内の温湿度の調整に大切。
②木は保温性に優れる・・・高断熱の家でも夏や冬に窓を思いっきり開けたとき、屋内の蓄熱性の良さはすぐに元の状態を回復します。
一本づつ違う木肌、木目、節。堅さと柔らかさの同居。時間が経ち焼けて益々味わいを醸し出す色。拭いて、磨いて、其々の風情。ともに永くそばにある。
この40年、木を隠すつくりに突っ走ってきました。98%の戸建て住宅が、隠し木造です。
ハウスメーカーの家
2×4の家
建売り住宅
多くのビルダーの家
木を使うのは、構造材として安い、という理由からだけです。木の文化とか云々は、空々しい宣伝文言です。一度内外覆われた構造材は、壊すまでどうなっているか確かめようがありません。
柱を隠し、連続する壁に仕上げるのを大壁造り、といいます。伝統的には蔵に見られ、明治以降は洋館づくりにありました。現在の大壁造りは、コストダウンの手段のみになっています。
一枚の大きな平坦な壁は魅力です。木を活かす方向が要ります。