旅|鳥羽・志摩・伊勢・松阪

3月末、何十年ぶりか少し早い春を見に志摩地方を訪れました。道路沿いには、あちこち桜が咲き誇っています。
■鳥羽
水族館・御木本真珠が有名です。ここはパスして、イルカ島へ短い船旅です。船尾にはカモメは群れをなして、追いかけてきます。餌付けがされ、ひねり揚げを投げると、見事にキャッチ。“鳶・トビ”まで来襲し、ど迫力です。昔流行った“かもめのジャナサン“を思い出します。Seagull という言葉も覚えました。

■志摩
天空カフェテラスの横山展望台から望むと、英虞湾を初めとするリアス式海岸が拡がります。海と陸のモザイク模様。海に真珠やアオサの養殖棚、陸に志摩スペイン村、地中化村、リゾートホテル、ゴルフ場などが見えます。急ぎ旅には合いませんね。
車で走ると、山へ入り、すぐまた海。方向感覚がおかしくなります。学生時代、この地にユースホステルを建てる課題があり、クラスメートと駆け足で巡りました。無邪気な時代でした。
■伊勢
今回はパスです。幼児のとき二見ヶ浦の夫婦岩を岸壁から眺めた記憶が、何故か鮮明にあります。多分、伊勢神宮参りの一環だったのでしょう。
伊勢神宮は、2016年秋に確か3度目に訪れました。その時、神宮のホームページをみて、驚きました。2つの伝統的な木組みが神宮に併存しているのです。
木造建築の構法に「京呂組(柱の上に棟に平行な桁を架け、その上に棟に直行な梁を載せる)」と「折置組(柱の上に棟に直行な梁を架け、梁の上に棟に平行な桁を載せる)」があるのを知ったのは、30歳を過ぎてからです。東海地方では、普通「京呂組」しか見かけません。現在では、京呂組が99%です。折置組は、手刻みに拘る大工によります。唯一神明造と呼ぶれる伊勢神宮は、外宮が折置組、内宮が京呂組です。外宮は、やや荒々しさを感じます。しげしげと観察したいのですが、内宮では特にカメラを向けるだけでもダメです。よく見えません。
おかげ横丁は、人人人です。大繁盛!


■松阪
松坂商人=伊勢商人発祥の地、豪商のまち、と市は謳っています。有名なものは、三井と三越ですか。松坂牛はさておき、松坂公園がいいですね。松坂城跡は、本丸石垣の上に安全柵もなく、荒々しい坂や石階段が自然な感じです。桜が満開でした。南側に本居宣長旧宅が移設されている。小奇麗です。城址の南に連なる“御城番屋敷”。石畳の両側に前庭・裏庭を持つ武家長屋。現在も賃貸で使われている。“冬寒く夏暑く“を我慢すれば、風情のある暮らしができそうです。城址北の駐車場は無料で、便利です。